盗まれたおとぎ話

「シンデレラ」や「塔の上のラプンツェル」、おどぎ話の不朽の名作たちの世界へ飛ぶ込むファンタジーです。

 

トムは、おとぎの国に住む冒険家一家トゥルーハート家の6人兄弟末っ子。一家は、おとぎ話工房より届くあらすじに従って、主人公として冒険に出発し、お話をエンディングへと導いていくことを家業としています。ある日、おとぎ話の世界に繰り出したお兄さん達が、戻ってこなくなってしまいおとぎ話が終わらなくなってしまいました。末っ子トムは、心配するお母さんのためにお兄さん達を探し出し、おとぎ話を終わらせるべく、初めての冒険に旅立ちます。

 

トムの冒険には、おとぎ話の登場人物が物語の鍵を握る存在として現れ、手助けをしてくれます。りんごを食べて眠ったまま目を覚まさない黒髪のお姫様を守る小人達や「ヘンゼルとグレーテル」から飛び出してきたお菓子の家が物語を彩ります。それらのおとぎ話をもう1度読み直してから、本書を再び手に取れば更にまた楽しめそうです。

 

物語の挿絵は、イラストレータでもある作者イアン氏が自ら絵筆を執っています。影絵のような不思議な雰囲気の絵が物語にピッタリ合っていて、目を楽しませてくれます。

(ばーまー)

 

『盗まれたおとぎ話』

イアン・ベック著/松岡ハリス佑子翻訳(静山社)2012年1月

 

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コメント: 2
  • #1

    小川潤 (金曜日, 29 6月 2012 19:19)

    とてもおもしろかった

  • #2

    (土曜日, 07 7月 2012 20:39)

    のりかん区にすんでまするるるるる。