テッドがおばあちゃんを見つけた夜

 

勤務している中学校の図書室で購入しようと、スカイエマさんの挿絵作品をあれこれ読んでいるときに出会いました。

 

主人公のテッドは中学1年生で両親とアルツハイマー病のおばあちゃんと4人で暮らしています。ある日、両親が不在でおばあちゃんと留守番をしていたテッドが、ネコの餌やりを頼まれ隣家の納屋に行くと、そこにいたのは見知らぬ怪しい男! その風貌は町で起こった銀行強盗の犯人にそっくり!!

テッドはおばあちゃんを残して連れ去られてしまいます。

テッドは何度も脱出を試みますが、逃げ出すことができません。

自分の身の危険もあるし、残してきたおばあちゃんのことも気にかかるし・・・と、ハラハラドキドキの展開です。


テッドの、大好きだったおばあちゃんが変わってしまったことへの戸惑いだとか苛立ちだとか複雑な気持ちも読んでいると胸に迫るものがありました。

   (ニャン左衛門)

 

『テッドがおばあちゃんを見つけた夜』

 ペグ・ケレット 徳間書店 2011年5月

冒険モノでもあり、ミステリーでもあり、それから家族モノでもある、良作じゃないかなと思います。