ともだちくるかな

絵本です。
小学生も高学年になると絵本を読まなくなります。「絵本は小さい子が読むもの」と思い込んでいるようです。

でも、普通に子供向けに描かれている絵本でも小さな子だけに読ませておくにはもったいない本がたくさんあります。
大人向けとか「感動の絵本」「泣ける絵本」なんていわれる本よりもずっと面白くて心に響く絵本もあるので、固定観念を取っ払っていろいろ手を出してほしいなと思います。

この本はキツネとオオカミの「ともだち」シリーズの中の一冊です。『ともだちや』で始まった友だち同士。
今回はオオカミが誕生日ということで、友だちのキツネが訪ねてくるのを信じて楽しみにしています。でも、待てど暮らせど来ない。すっかり悲しくなったオオカミは・・・

色がはっきりしていて可愛い絵がとても魅力的で、毎回変わるキツネのファッションも楽しみどころです。

シリーズはどれも面白いのですが、個人的にはオオカミの初恋話の『きになるともだち』はイマイチです。あくまで個人的には、ですが。
なので、勤めている図書室に寄贈しちゃいました(笑)
最新刊の『ともだちごっこ』もどうだろう?と思いましたが、平気でした。

                                  (ニャン左衛門)

 

『ともだちくるかな』

内田麟太郎・作 降矢なな・絵

偕成社 1999年2月